紫陽花の咲くころに

読書や映画鑑賞の記録など、つらつらと。

媚びへつらうこと。

 今朝方は激しい雨の音で目を覚ましました。まだ早い時間だったので二度寝したのですが、今度は7時ごろの地震で起きてしまいました。最近地震が多いのでとても心配ですね。

 

 さて、昭和を象徴する名司会者がまた一人、この世を去りました。

タレントの大橋巨泉さん 死去 | NHKニュース

 平成生まれの私は、大橋巨泉さんへの直接の思い出というのはないのですが、TVの特集で巨泉さんが述べていた発言が印象に残りました。それは「最近のTVがつまらないのは、高いところにいないからだ」というものでした(うろ覚えなので細部は間違っているかもしれませんがあしからず)。

 つまりTV番組というのは、大人の遊びの部分を出さなければつまらないということのようです。確かにドキュメンタリーや難しい番組ばかりではなく、息抜きに見れるようなバカ番組の方が楽しいですよね。

 子供からすると、少しエッチな番組や酒・たばこ・ギャンブルなど、子供にとって害悪とされるものを取り扱う番組の方がわくわくしますからね。

 

 最近のテレビ番組(中でもクイズ番組)をつまらなく感じてしまうのは、なんとなく視聴者に媚びへつらってる感じがするからではないでしょうか。媚びへつらう人ってみっともないしかっこ悪いですよね。

 いまは過剰な苦情や自主規制など、世の中をつまらなくする要素に満ち満ちていますからね。もっと余裕をもてる社会になった欲しいのですがね。

 

 媚びへつらうと言えば、今月31日投開票の東京都知事選挙に出馬した某候補ですが、原宿の町でクレープを食べたり、ラグビーの五郎丸選手のポーズを真似するなど、若者層取り込みに余念がないようです。

 いい年した大人の若者への媚びへつらい(迎合)ってみっともないですよね。選挙後に若者を支援するような政策は望めない以上、選挙対策のパフォーマンスととられても仕方ありません。