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民進党はオワコンか。

 

 こんばんは。

 数日ぶりに思ったことを書こうと思います。

 

 参院議員選挙の投票日まであと3日となりました。事前に投票を済ませた方も多いのではないかと思います。

 

 私は10日にお祖母ちゃんと投票に行こうと思ってます。毎回、投票帰りに近所のケーキ屋さんで、チーズケーキを買ってもらうのが恒例の楽しみとなってます笑

 

 

 さて、今回の参院選、いったいどこの政党に投票しようか迷ってます。元々、憲法改正には賛成でしたが、国民の中で憲法改正を求める声が少ない現状では、改正すべきでないと考えています。なので、自民党をはじめ憲法改正に賛成している政党には、投票しないつもりです。

 

 比例区は様々な選択肢が示されているのでまだ良いのですが、問題は選挙区です。私の住む千葉県では自民・民進が2人ずつ候補者を擁立しています。他にも共産党や日本の心を大切にする党などが候補者を擁立しております。

 

 意中の党としては、民進党ということになるのですが、問題は民進党が今後、政権を再び担いうる政党に復活できるかということです。

 民進党旧民主党時代の2013年の参院選では17議席の獲得にとどまり、惨敗しました。今年初めに維新の党と合併しましたが、依然として党政は低迷したままです。

 そんななか、岡田克也代表が、与党に3分の2の議席を取らせてはいけない、という発言がありました。  たしかに改憲を阻止するとすれば、理論的には3分の2を取らせなければ良いのです。が、政権を目指すのであれば、やはり野党で過半数獲得を目標にすべきでしょう。

 

 自民党が2012年の総選挙で政権を奪還して以降、対する民進党(民主党)は失った人心を回復するに至っておりません。かつての民主党は、労働組合という強力な支持団体の組織票と無党派による「ふわりとした民意」を元に党勢を拡大してきました。加えて、小沢一郎が代表についた2006年以降は、小泉改革によって自民党から離れた農業団体など、地方からの支持を調達することに成功しました。その結果、2007年参院選において当時の与党を過半数割れに追い込み、ねじれ国会を実現。2009年の総選挙では政権を奪取するに至りました。

 

 ところが3年半にわたる民主党政権は、米軍基地の普天間から辺野古への移設問題や尖閣諸島沖の中国漁船衝突、東日本大震災原発など、様々な問題への対応力不足が露呈し、国民からの支持を大きく失いました。

 おまけに消費税増税をめぐる政局で離党者が相次ぎ、政党としての体力が大きく削がれました。

 

 結果として、現在の民進党内では労働組合の組織内候補や支持を受けた議員でないと当選することが難しくなっています(山尾志桜里衆議院議員のような例外もあります)。

 

 そのような状況下で、上記のような岡田代表の発言は民進党の旧社会党化を象徴するような発言のように感じました。

 旧社会党は、1963年の総選挙以後、衆議院の過半数以下の候補者しか擁立しませんでした。選挙資金の不足など現実的な問題もありましたが、「55年体制」の下で、国会対策委員会を中心とする与野党の談合政治によって、野党の要求が受け入れられたことや、政権に反発したというポーズを示すだけで満足し、次第に政権交代を本気で目指すことはなくなってしまいました。

 

 高度成長と冷戦という日本にとって安定した状況下では、自民党が常に政権の座にいることに大きな問題はありませんでした。中選挙区制のもとで、派閥による政党内政権交代もありました。

 しかし、1994年の選挙制度改革の結果、自民党内の政権交代の可能性が減少した以上、自民党に代わりうる政権担当能力を持った政党の出現が望まれています。かつての新進党から民主党に連なる政党の合従連衡は、その流れを汲んだものでした。その成果として2009年に政権交代を果たした民主党でしたが期待が大きかった分、有権者からの目は依然として厳しいままです。

 

 現在の民進党には労働組合や組織票が望める業界団体からの支持を維持したまま、無党派層からも支持を調達できる中道(中道左派)政党として党勢拡大に努めていただきたいのですが、岡田代表が上記のような発言をする現状では、難しいと言わざるを得ません。

 

 

 投票日まで時間がありませんが、なんとか自分の考えの近い候補を見つけ、投票したいと思います。